バイオマス発電

「バイオマス」とは、生物を意味する「bio」と量を意味する「mass」から成る言葉で、化石燃料以外の生物由来の再生可能資源を指し、この「バイオマス」を燃料として発電する方法をバイオマス発電といいます。バイオマス燃料を燃焼することで出る水蒸気やガスを使って、タービンを回して発電機を動かし発電を行います。
バイオマス発電は、太陽光や風力のように発電量が天候の影響を受けることはなく、通常の火力発電と同様に常に安定した電力を供給することが可能です。

株式会社かわらひわは持続可能なエネルギーとしてバイオマス発電を進めていきます。

バイオマス発電のメリット

資源エネルギー庁が推進している固定価格買取制度(育エネ)の対象に含まれているバイオマス発電には、様々なメリットや長所があります。単に自然エネルギーであるというだけではなく、他にも魅力的なポイントが挙げられます。

自然エネルギーである

バイオマス発電が注目を集めている大きな理由は、自然エネルギー(再生可能エネルギー)に分類されます。化石燃料のように二酸化炭素を大量に排出することがなく、処理不能な廃棄物を出さない自然エネルギーは、これからのエネルギーのあり方を考えていく上で欠かせない存在です。

●安定的に発電することができる

再生可能エネルギーの中でも太陽光や風力といった自然環境に左右される電源とは異なり、バイオマス発電は燃料さえあれば安定的に発電することができるため、再生可能エネルギーのベース電源としての活用が期待されています。

●カーボンニュートラルである

バイオマスには「カーボンニュートラル」という考え方を適用することができます。
バイオ燃料は植物を燃料として利用する際にCO2を排出しますが、植物の成長過程では光合成により大気中のCO2を吸収するので、排出と吸収によるCO2のプラスマイナスはゼロになります。

●資源の有効活用に繋がる

バイオマスの中には、燃料として使われなければ余計なゴミとなってしまうようなものがたくさんあります。例えば「一般家庭の生ゴミ・工場から出る大量の木屑・食品廃材・建築廃材」などが代表例です。これらのゴミを燃料として有効活用することができるというのは、バイオマス発電における大きなメリットであると言えます。